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日米連 Mailレター 第19号 令和3年10月19日

2021年10月18日

★★★━━━ 日米連 Mailレター    ━━━━━━━━━━━■

  第19号 〔令和3年10月19日発行〕

              発行:一般財団法人日本米穀商連合会

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※ 本メールは日米連にメール登録された方及び適合確認事業者、

名刺交換させていただいた方々にもお送りいたしております。

 

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[1]農水省 当面の対応を決定 

農水省はこのほど、3年産米の価格下落対策として当面の対応を公表した。

それによると、①コロナ影響緩和特別対策②米穀周年供給・需要拡大支援事業の拡充③当面の資金繰り対策の三つ。

1)コロナ影響緩和特別対策

 集荷団体と実需者の間での取引が整い、「米穀周年供給・需要拡大支援事業」に基づき長期計画的な販売に取り組んでいる令和2年産米37万トンのうち、新型コロナウイルス感染症の影響による需要減に相当する15万トンについて、「新たな特別枠」を設けて次の対策を実施し、販売環境を整備。

  ①集荷団体が行う長期保管に係る経費に対する支援(10/10)

  ②集荷団体が行う次の取り組みに対する支援

         こども食堂等の生活弱者への提供(10/10)

    中食・外食事業者等への販売促進(1/2)

2)米穀周年供給・需要拡大支援事業の拡充

 集荷団体と実需者との間での取引が整い、「米穀周年供給・需要拡大支援事業」に基づき長期計画的な販売に取り組んでいる令和2年産米のうち1)の対象以外のものについて、令和3年4月以降の保管料等の1/2相当から3/4相当に支援を拡充。

3)当面の資金繰り対策

  農林漁業セーフティネット資金等の融資の円滑化や実質無利子化。

  既貸付金の償還猶予に係る関係機関への要請。

農水省は、3年産米の価格を維持するため、2年産米37万トンを4年10月まで販売できるよう保管料等を助成することになっていた。今回はさらにそのうち15万トンをコロナ対策として、長期にわたり支援をすることになった。この15万トンについては数年保管しこども食堂や学校給食に無償で渡したり、外食事業者等に安い価格で渡すことになる。こども食堂等に古米を渡すことになる。

 与野党から過剰在庫の買い入れをいわれているが、農水省は「政府備蓄米は不作の場合の供給不足に対する備えであり、需給操作や価格の下支えにつながる運用はできない」として、今回の対策であり、買入を拒否したことになる。

 

   [2] 令和4年4月1日からの米袋の表示事項の全面的な切替えチラシの差し替えについて  

18号に掲載したチラシに誤字がありましたので、修正版を添付します。

(修正箇所)

「調整年月日」「調整時期」→「調製年月日」「調製時期」

 

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 ◇ 発  行:一般財団法人日本米穀商連合会

        〒101-0032 東京都千代田区岩本町3-4-5 第一東ビルM2階

 ◇ お問合せ: eメール: h-aikawa@jrra.or.jp

 

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